2020.04.15
保育日記上中駅周辺を散策しました
今日はバスを使ってパレア若狭に行く予定でしたが、福井県から緊急事態宣言が出されている折、上中駅周辺散策に変更しました。
乗降客もほぼいない時間帯で、人の往来もない中での散策となりました。
まだ歩けない子どもたちは保育所で留守番してもらうことになり、しっかり歩くことのできる子ども4人と保育者で上中駅に向かう準備をします。
久しぶりの外出プログラムに、「帽子かぶるわ!」、「くつ自分で履けるで!」と出発前の準備時間から、ワクワクしている様子が伝わってきました。
日差しが強く気温も高い中、まずは駅のホームに電車を見に行きました。
子どもたちは「乗りた~い!」と出発した電車を名残惜しそうに見送っていました。
その後は、敷地内の池にコイを見に行きました。
途中で摘んだタンポポを池に投げ入れると、コイが食べようと口に入れ、途中で吐き出すことを何度も繰り返します。
子どもたちはその様子を興味深そうにじっと見ていました。
途中からは、石を池に投げ入れる遊びが始まりました。
しばらく様子を見た後、保育者が「そんなにいっぱい石入れたら、石が怖いから逃げて行ってしまうんじゃない?どうする?」と伝えると、4歳児の女の子は、しばらく考えた後、石を手放し、代わりに落ち葉を投げ入れていました。
保育者が「さすが○○ちゃん!優しい!」と言うと、それを聞いた3歳と2歳の男の子も石の代わりに落ち葉を投げ入れ、「僕も優しいで!葉っぱ入れたで」と話していました。
保育者が止める指示をしなくても、自分でどうすべきか考えることができていました。
コロナウイルスの影響で様々な行動が制限されている状況ですので、政府や福井県の発表内容を情報収集しながら、子どもたちの安全に最大限配慮したうえで、活動の機会が失われないように検討していきたいと思います。