2020.04.22
保育日記農道散策に行きました
今日はバスを使って若狭総合運動公園に行く予定でしたが、福井県から緊急事態宣言が出されている折、あすいく周辺の農道散策に変更しました。
風が強くやや肌寒い中でしたが、子どもたちはそんなことは気にする様子もありません。
農道のわきに生えている草や花を、「お母さんにあげる!」、「持って帰ってかざる!」と摘んでいきます。
農道からあすいくのほうを見ると、ちょうど留守番組の年下の子たちが園庭に出ているのが見えました。
「○○ちゃんや!」、「△△先生もおる!お~い!」と大声で呼びかけ、手を振ってもらうと嬉しそうにしていました。
農道を進むと、タンポポが咲いていたり、綿毛になっていたりします。
みんなで綿毛をフ-っと吹こうとしますが、強風で吹く前に飛んでしまい、残念そうにしている子もいました。
さらに農道を進むと、自生している大根がありました。
保育士が抜いて見せると、みんな自分も欲しいと抜き始め、「みてー!大根やで!」と保育者に見せたり、匂いを嗅いでみたりしていました。
農道を抜けると工場の駐車場が見えます。
ロードローラーや自走式草刈機などが並んでおり、しばらく見ていました。
さらに、トラックに荷物を積み込んでいるフォークリフトもありました。
保育者が「そろそろ行こうか~」と声をかけるまで、5分以上じっと見ていました。
「○○が見える」、「これ、□□みたい」、「ここ怖い」など、前日の保育者の下見では気付かなかった子どもが気になるポイントがたくさんあり、やはり大人の視点だけで『子どもはこう感じるだろう、こうしたいだろう』と考えたり決めたりせず、子ども自身にどう感じるのか、どうしたいのかを聞くことが大切だな、と感じる場面がたくさんありました。