2020.11.18

保育日記

買い物体験をしました

今日は、2歳半以上の子どもを対象に、買い物体験プログラムを実施しました。

対象となったのは4歳、3歳、2歳半の3人の男の子です。そのうち、4歳の子だけが昨年度の買い物体験に参加しており、それ以外の二人は今回が初めての買い物体験でした。


体験は以下の手順で行いました。
①品物リストを保護者の方に渡し、買ってきて欲しい品物を1~3品選んでいただく
②選んだ商品に沿って、子どもそれぞれに写真付きの買い物リストを作成する
③買い物リストを持ち帰ってもらい、保護者の方が直接、子どもにおつかいを頼む
④買い物に必要な代金を保護者の方にご負担いただき、当日お持ちいただく
⑤歩いてスーパーまるしょうまで行き、それぞれ自分で買う物を探す
⑥レジで自分でお金を払い、商品を受け取る
⑦あすいくまで持って帰り、お迎え時に保護者の方に商品とおつりを渡す

数日前から保育士が買い物に行くことを子どもたちに伝え、保護者の皆様にもご協力いただいて、何を買うのか、どう買うのかを伝えていたため、当日朝には全員が自分が買う物を覚えていました。


リュックを背負い、首から財布をかけたら出発です。

4歳の男の子が案内役で先頭を歩きます。
「白い線から出たら危ないで!」、「車きたからストップ!」と、保育士顔負けの声かけを年下二人にしてくれます。
年下の二人もしっかり聞いて、ルールを守って歩くことができました。


途中、どんぐりがたくさん落ちていて、どんぐり集め大会が始まりそうでしたが、保育士が「買い物した後にしようか、売り切れると困るしね」と声をかけるとすぐに切りかえ、お店に向かって歩き始めていました。



お店につくと、店員さんたちが「いらっしゃいませ~」とお出迎えしてくれました。

「おはようございます!」としっかり挨拶して、品物探しスタートです。

保育士は何も言わず、子どもたちの動きを見守りましたが、自分で商品を探して見つけ、カゴに入れていきます。
他の子が商品を見つけれずにいると、一緒に探してあげて「ほら、ここにあるで!」と教え合う姿も見られました。


「お店に行ったらきっと"お菓子買う!"って言うと思います...」とお母さんに心配されていた子も、頼まれたものだけカゴに居れ、お菓子の「お」の字も出ませんでした。
自分のやるべきこと、しっかり分かっていたんだなぁと感心しました。

全員の商品が揃ったら、順番にレジでお会計です。

レジに店員さんの姿がなかったので、2歳半の男の子に「店員さん居てないなぁ。どうする?」と聞くと、大きな声で「お願いしまぁ~す!」と店員さんを呼ぶことができました。

セルフレジなので、お金を自分で機械に投入し、清算ボタンを押します。保育士の言うことをよく聞き、全員自分でお金を払うことができました。
保育士が「買った物見せて~」と言うと、皆誇らしげに見せてくれました。

全員のお会計が終わると、「ありがとうございました!!」と大きな声でお礼を言って、お店を出ました。


帰り道、上中駅を通るとタイミングよく電車がホームに入ってきました。
みんなで電車を見送ってから、行き道でお預けを食らったどんぐり集め大会が無事開催されました。
たくさんのドングリを拾いまくり、満足そうにあすいくに帰りました。


上手く買い物できたのがよっぽど嬉しかったようで、その後にあすいくに来ていただいた歯科医師の先生たちにも「これ買い物した!」と商品をリュックから出して見せていました。


今日は子どもたちが商品を持ち帰ります。
どんな風に買い物をしたのか、ぜひお話を聞いてあげて頂ければと思います。

保護者の皆様には、必要経費をご負担いただきました。ご協力、誠にありがとうございました。

  • 白い線はみ出たらあかんで~
  • どこにあるんやろう・・・
  • あった!
  • ここにあるで~!
  • セルフレジに挑戦!
  • 無事買えました。
  • 頼まれたもの、全部買えたかな?
  • どんぐり集め大会開催中
  • みんな、お疲れ様!
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