2020.11.25

保育日記

勤労感謝の日に消防署見学に行きました

今年の勤労感謝の日のイベントは、いつも街を守ってくれている消防士さんにお礼の気持ちを伝えることを目的に、消防署見学を企画しました。

まず、導入として勤労感謝の日とは何か?について子どもたちに伝えました。
大きい子たちを中心に紙芝居を使って説明すると、「お仕事してくれてありがとうやなぁ。」とすぐに理解してくれました。

そして、消防署へ行って、みんなで作ったプレゼントを渡すことを伝えました。
プレゼントは手作り感謝状です。

普段の遊び中で少しずつ制作を進め、消防車型の感謝状を作りました。
お花型のスタンプを押したり、シールを貼ったり、救急車や消防車のイラストをのりで貼ったり...。

どれも普段の遊びでしていることなので、素材をテーブルに運ぶだけでみんな積極的に取り組んでくれました。
表紙の消防車は保育士がパーツを作り、後は大きい子たちにパズル形式でのり付けしてもらいました。

感謝の言葉が書いてあると、「何て書いてあるん?」と言うので保育士が読み上げると、お願いしていなにもかかわらず、「ちょっと恥ずかしいけど頑張って言うわ。」と言ってくれました。
皆でお礼の言葉を練習して、今日の本番を迎えました。



今日は朝から良い天気です。みんなでバスに乗り込んで若狭消防署上中分署に向かいます。

到着するとさっそく消防士さんがお出迎えしてくれました。

昨年の消防署見学では、庁舎の中の見学、乗車体験、消防服の試着体験などをさせて頂きましたが、今年はコロナウイルス感染症の影響で、残念ながら出来ません。


それでも、消防車が車庫から出てくると、「きた!」、「消防車動いとる!」と大喜びです。

小さい子たちも、「あー!」、「おお~」と消防車を指さしていました。


始めに、消防士さんから、消防車輌や設備について説明してもらいました。
20mもある長いホースを延ばす様子を見せてもらったり、種類の違うホースの重さを比べるために持ち上げてみたり、ホースの先の部分(筒先)を持たせてもらったりしました。

ホースを持ち上げようと頑張りますが、子ども一人の力ではとても持ち上がりません。
「一緒に持つわ!」とみんなで力を合わると、なんとか持ち上がりました。「めっちゃ重たかったわ~」と子どもたちは満足げです。


次に救急車のことも教えてもらいました。ストレッチャーに乗る体験をさせて貰いましたが、みんな怖かったのか及び腰でした。

そんな中、2歳の男の子が「乗る!」と名乗り出て、堂々と乗っていました。消防士さんにも「すごいな!」と褒められて、嬉しそうにしていました。

さらに、その様子をみていた1歳の男の子がスーッとストレッチャーに近づきます。
保育者が「大丈夫か!?」と心配するのをよそに、しっかりストレッチャーに寝転びます。
体験を終えるとニコッと笑う余裕すらありました。


様々な体験・見学が終わると、プレゼントの感謝状を渡します。

消防士さんを目の前にすると、緊張したり恥ずかしかったりして上手くセリフを言うことはできませんでしたが、みんなで作った感謝状をしっかり渡すことができました。

最後に記念撮影をして、消防士さんとタッチをして、消防署見学を終えました。


子どもたちにとっては、普段なかなか目にする機会のない設備を見たり、触ったりして、とても良い体験になったのではないかと思います。


お忙しい中、またコロナウイルス対策の難しさがあった状況の中で、最大限のご協力を頂きました上中分署の皆様、本当にありがとうございました。

  • 感謝状製作中
  • 小さな子も一緒に作りました
  • 完成した消防車型の感謝状
  • ホースが重たい!
  • 長いホースは投げ転がして延ばします
  • 消火器の使い方を教えてもらいました
  • 真剣な表情!
  • みんな興味津々です
  • ストレッチャー体験①
  • ストレッチャー体験②
  • 日頃の感謝を込めて
  • 最後に記念撮影
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