2021.07.27
施設長コラム熱中症&食中毒にご注意ください
ここ数日、車内での熱中症による幼児の死亡事故が全国ニュースで報じられています。
福井県下でも暑い日が続いており、車内のみならず、屋外、屋内でも熱中症に注意する必要がある時期です。
また、同様に暑い日が続くことで食中毒にも注意が必要です。
福井県健康保健部より、熱中症と食中毒についての注意喚起の資料が届きましたので以下にまとめてお知らせします。
ご家庭でも、熱中症と食中毒にご注意いただき、子どもたちの健康を一緒に守っていければと思います。
【熱中症について】
気象庁によると、福井県では気温の高い日が続くと予想されています。特に梅雨明け前後は熱中症での搬送数が増えるため、注意が必要です。
体温調節がまだ十分に発達していない小児は、成人よりも熱中症のリスクが高く、より一層の注意が必要です。
・こまめな水分摂取
・涼しい服装
・不要な時はマスクを外す
・体調が少しでも悪ければ休憩する
などの対策を取って、熱中症を予防しましょう。
【食中毒について】
7/16~9/30の間、“夏季食中毒予防注意報”が発令されています。
高温多湿の条件下では、細菌が増えやすく食中毒が多くなります。
食中毒予防の三原則を守ることで発生を予防できます。
①清潔:細菌を付けない
- ・食材間での最近の移動を防ぐため、別容器に保存
- ・調理器具を使い分ける
- ・十分に手洗いをする
②迅速または冷却:細菌を増やさない
- ・作ったものはなるべく早く食べる
- ・保存する際は冷蔵庫・冷凍庫に入れる
- ・食品を室温で長時間放置しない
③加熱:細菌をやっつける
- ・細菌は熱に弱く、75℃以上60秒以上で加熱すると死滅
- ・ノロウイルス予防には85℃以上90秒以上の加熱が有効
- ・二枚貝の生食は避ける
- ・食器・ふきんなどを煮沸消毒する
また、最近はコロナ禍もありお店でテイクアウトして持ち帰ることも多いかと思いますが、テイクアウトした商品も長時間放置せず、なるべく早く食べることを心掛けましょう。
これらの対策を参考にして頂き、健康に夏を乗り切りましょう。
- 熱中症の重症度
- マスクの使用について
- 熱中症コラム①
- 熱中症コラム②
- 食中毒予防の三原則
- 正しい手洗いの方法