2021.08.12

施設長コラム

全国の保育所でのクラスターが急増中です

7月以降、保育所でのコロナウイルス感染症の発生や、クラスターの発生が急増しています。


以下、福祉新聞WEB 8/10(火) の記事より抜粋


新型コロナウイルス感染症の発生福祉施設が、2日までに累計8119カ所になった。クラスター(感染者集団)は2599カ所(発生率32%)で発生。

7月の感染施設806カ所。種別で見ると▽保育所・こども園489カ所(全体の61%)▽高齢者施設154カ所(19%)▽学童保育施設等児童施設77カ所(10%)▽障害者施設50カ所(6%)などとなっている。

クラスターは136カ所(発生率17%)で発生。高齢者施設のワクチン接種が進んだことで全体の発生率は低下しているが、感染力が強い変異株による感染の急増により、保育所・こども園でのクラスター発生率(17%)は増えている

一方、1週間当たりの感染施設数は、7月第1週が91カ所▽第2週が124カ所▽第3週が172カ所▽第4週が261カ所と急増。1週間当たりの感染者数は、これまでに最も多かった第3波の1月に迫るペースになっている。

保育所・こども園では、これまでに2885カ所で感染が起きており、月別では今年1月の459カ所が最も多かった。7月はこれを30カ所上回って月間最多を更新したが、8月はさらに上回るペースで感染が起きている
保護者や職員などのワクチン接種は十分に進んでおらず、保育所・こども園でのさらなる感染拡大が懸念されている。



保育ルームあすいくでは、医療法人内の保育所であることもあり、保育に関わる全スタッフのワクチン接種が完了しています。

また、発生・まん延防止のために、徹底した体調管理(検温、観察)を実施し、37.5℃以上の発熱があった場合は、その都度病院を受診していただき、診断を受けて頂くようお願いしております。

幸いにも、現在まではあすいく内でのコロナウイルス感染症の発生はありません。
しかし、下の表のように、福井県下でも感染が再拡大しており、今後ますますリスクは大きくなります。



幼児は体温が不安定で、発熱しやすいという特性があり、これまではこれほどまでに徹底した受診のお願いはしておりませんでした。
しかし、感染拡大状況を考慮し、現在は発熱する度のご受診をお願いさせていただいています。

保護者様のご負担が大きくなってしまい、大変申し訳なく思っておりますが、子ども達とその保護者の皆様の健康を守るための対応ですので、何卒ご協力をお願いいたします。


感染症対策や受診の基準、その他わからないことや気になる点がありましたら、ご遠慮なくスタッフにお尋ねください。

  • 福井県 感染者数データ
診療科目
精神科(再診)  金山   岡本  能登・中山  加藤   髙橋 
精神科(初診) 岡本 金山 髙橋 中山
閉じる