2021.10.05
保育日記芋ほり体験をしました
今年も、若狭町の能登野芋ほり園さんにお邪魔して、サツマイモの芋ほり体験をさせて頂きました。
あすいくバスに乗って現地に到着すると、畑作業をしていた方に「こんにちは~」と声をかけて頂きました。
「ちわ~」と挨拶できた子もいれば、緊張した表情で固まっている子もいました。
畑に着くと、まずは軍手を付けます。
子ども用の小さな軍手を用意しましたが、張り切って装着する子もいれば、嫌がって頑なに手を出さない子もいました。
嫌がった子は軍手なしで芋ほりをすることにしました。
畑まで様子を見に来てくれた女性に「こういう、ツルの下にあるよ」と教えてもらいながら、芋を掘っていきます。
去年も参加した男の子は、保育士に手伝ってもらいながら次々と芋を掘り起こし、どんどんカゴに入れていきます。
始めはじっと様子をみていた女の子は、保育者や他の子が芋を触る様子をみて、恐る恐る触ってみていました。
軍手で土を掘っていた男の子は、保育者のやり方を真似ていましたが、芋のないところを頑張って掘っていました。
保育者が「○○君、そこはお芋ないよ~」と教えてもお構いなし。
楽しそうに両手で掘り続けていました。
うまくできずに「せんせ~」と泣きついてみたり、芋が地面からスポンと抜けた拍子に尻餅をついたり、チョウチョのほうが気になったり。
軍手に土が少しでも付くと気になる子もいれば、素手が土まみれでもお構いなしの子もいたり。
同じ状況でも子ども一人ひとりが違う反応や行動をするのを見て、それぞれの性格が出ていておもしろいなぁと感じました。
緊張してなかなか芋を触れなかった子も、最後のほうには芋をカゴに入れることができました。
今日掘ったサツマイモは、子ども達に家に持ち帰ってもらいます。
ご自宅でも、今日の芋ほり体験のお話を聞いてあげて頂いたり、サツマイモを食事に取り入れてもらい「自分で取ったイモを自分で食べる」という体験をさせてあげて頂けると幸いです。