2019.07.16
お知らせ今年もヘルパンギーナが全国で流行しています
夏に乳幼児がかかりやすいウィルス性感染症ヘルパンギーナが今年も全国で流行しています。
国立感染症研究所によると、7月1日から7日までの週の患者報告数が前週比約47%増の1医療機関当たり2.12人とり、都道府県別では、三重が4.45人で最も多く、山口(4.2人)、熊本(4.16人)、福井(3.87人)、香川(3.71人)、石川(3.52人)の順となっています。
ヘルパンギーナは39℃以上の高熱が1~3日以上続き、のどや口内に痛みを伴う水泡ができます。
口腔内の疼痛のために不機嫌、拒食、哺乳障害、それによる脱水症など起こすことがあるとのことです。
感染経路は、主として飛沫感染と接触感染ですので、予防には手洗い・マスクの着用が有用です。
また、回復後も口から1~2週間、便から2~4週間にわたってウィルスが排出されるため、おむつの交換後などに汚染された種子を介して感染が拡がることもあるので注意が必要です。