2019.07.26

保育日記

嶺南牧場に行きました

バス外出4回目となる今回は、嶺南牧場に行ってきました。



前日から「明日、ウシ見に行く~」、「えさあげるんやで」などと話し、嶺南牧場に行くことを楽しみにしている子が多く、中には「ウシの背中に乗る」と話している子もいました。


行きのバスの中では、子ども同士でバスの進む先を予想して「どっちに曲がるかな?」、「あれ~?こっちか~!」などとやり取りを楽しんでいました。

バスが嶺南牧場の敷地内に入ると、すぐに放牧されている牛が車中から見えました。

「ウシやぁ!」、「おっきい!」、「黒色やな」と声をあげて、身を乗り出して牛を見ていました。


バスから降りると、まずは牛のえさ(干し草)やり体験を行いました。

前日にえさをあげると話した子も、背中に乗ると言っていた子も、大きな牛の顔を見た途端顔がこわばり、「こわい・・・」と足が前に出ませんでした。

車の中からはかわいく見えたのですが、真っ黒な牛たちは近くで見るととても大きく(体重が300~500㎏もあるそうです)、そんな牛の迫力に押されてか、なかなか近づくことができませんでした。

保育者がえさやりする様子を見ているうちに、一人、二人と少しずつ牛に近づき、多くの子どもたちが保育者と一緒にえさをあげることができました。



最後までなかなか近づけず離れたところからじっと見ている子、牛の顔に干し草をかけて喜ぶ子、牛の舌の動きを真似て大笑いする子、保育者と一緒に手渡しで干し草をあげれた子、そして牛の頭を触ることができた子もおり、それぞれの方法で牛と触れ合いを楽しんでいたように思います。

牛舎に入った瞬間に比べると、20分も経ったころにはそれぞれの子どもたちが牛との触れ合いを楽しむ姿を見ることができ、子どもの吸収力、適応力、楽しむ力の大きさを実感しました。



小休憩をはさんだ後、今度はヤギのえさやり体験を行いました。

飼育員さんから「その辺の雑草を抜いて食べさせていいよ」と教えていただいて、子どもたちはそれぞれ長く伸びた雑草を選び、それをヤギのいる方向に向けて手を伸ばしました。

牛のえさやり体験で慣れたからか、それとも長い雑草を選んだからか、保育者が手伝わなくても手に持った草を食べさせることが出来ました。

短い草を直接ヤギの口に入れて食べさせる子もいて、保育者を驚かせました。



ヤギのえさやり体験を終えた後、飼育員さんと牛、ヤギにお礼を行って嶺南牧場を後にしました。


暑い中たっぷり動物と触れ合った子どもたちでしたが帰りのバスでも元気でした。

今日体験したこと、実際に見た牛やヤギの様子を振り返って話したりしていました。



日常生活ではなかなか触れ合う機会のない、大きな牛やかわいいヤギと楽しく触れ合えたバス外出となりました。

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