2019.09.10

保育日記

電車の乗車体験を行いました

3歳児1人と2歳児5人の計6人の子どもを対象に小浜線の乗車体験を実施しました。

 

行きは、あすいくからJR上中駅まで歩いて移動します。

 

今日までに何度か電車ごっこをしていたためか、子どもたちは切符を購入することを理解しており、「電車に乗るには何がいるの?」と質問をすると「切符~!」と答えていました。

 

本来6歳未満の子どもは大人が一緒だと運賃は要らないのですが、今回は"電車の乗車体験プログラム"なので参加した子どもひとりひとりが実際にお金を支払って切符を買います。

 

上中駅の切符売場の窓口で、「三方駅まで」、「子どもです」などと言いながら切符を買います。

切符売場の窓口は子どもたちには高いので保育者に抱っこされて駅員さんとやりとりをしました。

切符を駅員さんから受け取ると「ありがとう」と自分から言う子もいれば、保育者に少し背中を押されて恥ずかしそうに言う子もいましたが、みんなきちんとお礼も言えていました。

 

ホームに着くと、線路を見ながら「トーマス来るかなぁ」などと話しながら電車を待ちました。

 

行きの電車は空いていたので、乗り込むと席に座れました。

 

子どもたちのやりとりの中で、ふと女の子たち3人が、1人の男の子に「きっぷ持っといて~」と言いました。

どうするのか、保育者が黙ってみていると、その男の子は「後でみんなに配るわな」と言って大事に切符を預かりました。

席を立つときもみんなの切符を手放さず持ったまま移動するなど、責任をもって預かっている様子でした。

 

三方駅に着いて電車を降りた後、冷房の効いた待合室で小休憩をしてから、駅周辺の散策に出かけました。

 

散策の道中では、水路を見つけて、その中を葉っぱが流れてくのを鉄の溝蓋から覗いて見ていました。

「おーい!」と叫ぶと少し先の別の溝蓋から声が聞こえてくることを発見して、しばらくみんなで「おーい」「おーい」と大きな声が響いていました。

 

お地蔵様を見つけると、手を合わせて拝みました。

 

9月になりましたが、まだまだ日差しが強く、気温も高かったのですが、子どもたちは「暑いなぁ!」と笑いながら走り回っての散策となりました。

 

帰りの電車では、子どもたちは車両の一番前まで移動し、運転士さん越しに景色や線路を見ていました。

が、運転士さんの様子が気になったようで、間もなくそちらに釘付けとなり、運転士さんの運転に見入っていました。

 

電車が揺れたり、警笛が鳴るたびに子どもたちは反応して笑ったり、叫んだり、とても楽しそうでした。

 

上中駅に着くとあすいくまで再び歩いて帰りました。

 

みんな汗だくになったのでシャワーで汗を流してからお茶を飲んで一息つきました。

 

天気にも恵まれ、子どもたちにとって貴重な体験になったと思います。

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