2019.10.10

保育日記

バスの乗車体験を行いました

3歳児1人と2歳児5人の計6人の子どもを対象にバスの乗車体験を行いました。

 

お天気にも恵まれ、秋晴れの中でのお出かけとなりました。

日ごろから、あすいくの窓から見える国道を走るバスを眺めては「乗りたいなぁ~」と話をしていた子どもたちにとっては念願のプログラムです。

 

あすいくから上中駅のバス停まで、お友だちや保育者と手をつなぎ、元気にワイワイ言いながら歩きます。

駅のロータリーで子どもの一人がどんぐりを見つけると、全員がどんぐりを拾い始め、バスの時間をよそに熱中してしまいます。

そんな子どもたちを見て、「バスの出発時間に間に合うだろうか?でも子たちが楽しそうだし...」と保育者はドキドキです。

その後、どんぐり拾いもひと段落してバス停に向かいます。

 

バス停に到着すると、「あっちから来るで」、「こっちやで」と子ども同士で話をしながらバスを待ちます。

 

順々にバスに乗り込み、子どもたちは自分の好きな座席を選んで座ります。

すると二歳児の子どもが、目の前に見えた降車ボタンを押してしまいます。

すると「ピンポン」と鳴り、赤いランプが点灯してしまいました。

そんなハプニングもありましたが、バスは無事目的地の若狭国分バス停に到着します。

降車時には子どもひとりひとりが実際に自分でお金を支払います。

 

バス停から国分の方に歩いて行くと、きれいな川(用水路)が道の脇にあります。

それを目にした子どもたちは足が止まり、さっそく遊びが始まります。

草や葉を取ってはそれを川に流し、流れいくのを見て「はや~い!」、「わ~あっち行った~」などと追いかけてみたり。

草を取って「カニみたい」と保育者に嬉しそうに見せたり。

「カニ釣れんかなぁ」と言いながらススキを釣り竿のようにして用水路に垂らしたり。

大人にとっては何でもない用水路ですが、こんなにも色々な遊びを発見する様子をみさせられると、改めて子どもは遊びの天才なんだなぁ、と保育者一同感心させられます。

 

楽しい時間はすぐに経ち、帰りのバス停へ向かいます。

駐車場を通ると車止めを見つけると、その上をバランスをとって一人の子どもが歩くと、また同じようにしてみんなが歩きます。

 

帰りは子どもたちは自分たちで整理券を取ります。

少し疲れたのか、行きのバスの時の元気はさすがにありません。

上中駅バス停に到着すると「お金、自分で入れる~」と言って、行きのバスよりも慣れた手つきで、運賃箱の中へお金を入れました。

 

バスを降りると、上中駅のロータリーで再びどんぐりを拾い始めます。

 

上中駅からあすいくまでは、行きよりたくさんの時間がかかりました。

やはりさすがに元気が少なくなったようです。

 

拾ったどんぐりは、袋に入れて、おうちの人たちのおみやげになりました。

 

ご家庭でも、どんなバスに乗ったのか、お金はどうやって払ったのかなど、ぜひ体験の内容を聞いてあげていただければと思います。

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