2019.11.05

保育日記

交番見学に行きました

今日はバスに乗って上中交番に向かい交番内を見学させていただきました。

 

行きのバスの中で「警察の人はどんな仕事をする?」と問いかけると「悪いことした人を捕まえる!」と答えた子どもたち。

すると、「隠れよう!」と一人が椅子の間に隠れ、それを見た他の子どもたちも隠れ始めます。

そうこうしながら交番が見えてくると「パトカー見えた」「やったー」と声をあげ、到着すると勢いよくバスから飛び出しました。

 

交番の前で警察官の方々に出迎えていただくと、子どもたちは皆それぞれ挨拶をしていました。

交番の中に入る際には、保育者が言うのを真似たのか、「おねがいします!」と言う子どももいました。

 

まずは、交番の中の様子を見せてもらい、警察の仕事内容や、警察官が身に付けている装備品についての説明を聞かせていただきました。

 

警察官の方から「警察官は何をする人か分かるかな?」と聞かれると、「テレビで見たで!剣みたいなやつで悪い人を捕まえとった」と4歳児の子どもが答え、笑いが起こりました。

装備品の説明では、防弾チョッキを着させてもらったり、無線で話す様子を見せていただきました。

警棒、ジェラルミン盾、さすまたを使ったの実演場面では、迫力あるやり取りにみんな釘付けでした。

 

手錠が出てくると、「いつもフラワーブロックで作ってるで」、「逮捕~ってやってるで」と、あすいくでの遊びについて警察官の方に話していました。

 

次に、交番の外に出て、交番の外壁にも描かれている福井県警のキャラクター「りゅうぴーくん」と「りゅうみーちゃん」の説明をしてもらいました。

立ったまま聞いていたのですが、2歳児の子どもが何も言われていないのに正座をして聞いていました。

あすいくでは朝の会や帰りの会のとき、正座して話を聞く習慣が身につくよう取り組んでいるのですが、それが身についたのかもしれません。

 

次は、子どもたちが楽しみにしていたパトカーの紹介です。

赤色灯を回してもらって、サイレンも鳴らしてもらい、子どもたちは大喜び。

フロントバンパーの赤ランプが光ると、近づいてのぞき込んだり、触ってみたりしていました。

 

パトカーの助手席に乗せてもらい、拡声器を使わせてもらいました。

最初に4歳児の子どもが座り、拡声器で自分の名前を言うと、その後に乗った子も次々と「○○です」と名前を言ったり、警察官の方に「好きな食べ物は?」と質問されると「いちご」「ぶどう」と大音量で発表したりしていました。

 

また、みんなが助手席に乗る中、「ハンドルがいい...」とじっと運転席側で待ち続ける子どももおり、(本来は機器が多くあるので運転席には座れないとのことでしたが)今回は特別に警察官の方の膝上に座ってハンドルを握らせていただけました。

それまでは緊張したような固い表情が多かったのですが、運転席に座った途端に笑顔でハンドルを握っていました。

 

その後も、パトカーに積んでいる備品を見せてもらったり、ヘルメットをかぶって誘導棒を振ったりしました。

あすいくで新聞棒を使って誘導ごっこをしていたので、本物の誘導棒を使えたことはとても貴重な経験になったかもしれません。

 

最後に警察官の方から子どもたちへ素敵なお土産があり、4歳児の子どもに代表で受け取ってもらいました。

バスに乗り込み帰る際、子どもたちが敬礼をすると警察官の方も敬礼してくださりました。

 

子どもたちにとって、絵本やテレビ、あすいくの窓から見ていたパトカーに乗ったり触れたりして、また警察官の方と交流して、より身近ものになったのかもしれません。

 

9月の消防署見学の際には、怖がってなかなか車輛に近づけなかったり、機器や備品に触ることが出来なかった子どもたちが、自分から助手席に乗ったり、「僕も!」と備品を触ったりしており、2か月強という短期間ながら行動に変化があったことが印象的でした。

 

警察の方から頂いたお土産を持ち帰っていますので、それを見てぜひ見学でのエピソードを聞いてあげてみてください。

診療科目
精神科(再診)  金山   岡本  能登・中山  加藤   髙橋 
精神科(初診) 岡本 金山 髙橋 中山
閉じる