2019.11.27

保育日記

いつもお昼ごはんを作ってくれる調理員さんに勤労感謝のプレゼントを渡しました

今日は、いつもお昼ごはんを作ってくれる調理員さんたちにお礼を伝えるために調理室に行きました。

 

調理室は病院の中の栄養課の事務室の奥にあります。

 

栄養課の扉を開けると白衣を着た栄養士さんが出迎えてくれたので挨拶をしました。

ここ最近、自分たちの食べる弁当が、どのように作られているのかを繰り返し伝えており、その中で何度も栄養士さんの名前を耳にしていた子どもたちは、保育者に「このひと誰だったかな?」と聞かれると、次々に栄養士さんの名前を言いました。

 

次に栄養課事務室の窓ガラスの向こうに見える厨房を見学をしました。

 

はじめは病院の患者さんの食事を作っているところを見て、その後は自分たちが食べるお昼ごはんがどのように作られているかの見学です。

 

自分たちのお昼ごはんが目の前に出され、ネームプレートに自分の名があると「○○ちゃんのあった!!」と指差したり、「今日は魚あるで」と具材の名を言ったり、「おなべあるよ」と調理器具を見つけるなど、普段見慣れない厨房の様子に興味津々なようでした。

 

途中1歳児の男の子が「なんでマスクつけてるん?」と調理員さんを見てつぶやきます。

保育者から「栄養士さんに聞いてみる?」と声をかけられると、少し黙って考えてから、「マスクなんでつけてるの?」と栄養士さんに尋ねました。

栄養士さんからは「衛生上の観点から唾液の飛散を防ぐためにマスクをつけてるんだよ」と少し難しい答えが返ってきましたが、質問した子どもは、うんうんと頷いていました。

 

見学後は、栄養士さんと調理員さんに「いつもお弁当を作ってくれてありがとう」と日頃の感謝の気持ちを伝えました。

そして、11月22日にみんなで製作したプレゼントを渡しました。

渡した後は、「卵焼きやで」、「これ作った」、「ここも見て!」と自らの作品を懸命に説明していました。

 

あすいくに帰ってきた後、お昼ごはんを食べました。

「もう、ごちそうさまする。」「お肉いらん」と言った子どもたちも、保育者に「調理員さん作ってくれてたなぁ」「これ食べれたら栄養士さん喜ぶかなぁ」と声掛けされると、一口、二口、、、と食べており、いつもより頑張って食べようとする姿が見られました。

苦手なものを食べた後に、「栄養士さんに電話で言っておくね」と言われると、更にそのおかずを口に入れて、保育者に見せて回っていました。

 

勤労感謝のイベントとしてだけではなく食育の一環としても厨房見学を企画させていただきましたが、保育者たちが考えていた以上に子どもたちの食事に対する意識が変化したのかもしれません。

 

ご家庭でも、今日の見学について子どもたちが何を感じ、何を思ったのかを聞いてあげていただければと思います。

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