2020.11.18
保育日記歯科検診を実施しました
例年通り、かみなか歯科医院の田中先生にお越しいただきました。
今年は、歯科検診に加えて、子どもの歯に関する保育者向けの研修会も実施いただきました。
教えていただいた内容から一部抜粋して、保護者の皆様にもお伝えします。
①口腔ケアはこまめに
ブラッシングやマッサージなど歯や口のケアは、物を食べる度に行うのが理想的だそうです。何度もケアすることで唾液がしっかり分泌され、それが自己免疫を高めることに繋がります。
②乳歯は柔らかい
永久歯に比べ、乳歯は非常に柔らかいので、ケアをする際は綿棒やガーゼを使うか、柔らかい歯ブラシを使うのがいいそうです。
柔らかい乳歯は場合によっては歯ぎしりで欠けることもある、とのことでした。
また、歯を磨く際には、汚れを手前に掻き出すようにして、決して奥に押し込まないようにすること、また歯だけでなく歯茎をきれいにすることも大切である、とのことです。
③大きな声を出す、しっかり噛む
大きな声を出して泣いたり、笑ったりすることは、空気をよく吸い、よく吐くことに繋がります。
またしっかり噛むことも大切です。
しっかり息を吸い吐きすること、しっかり噛むことで、顎が正しく成長し、歯並びなどに影響します。
顎が正しく成長していないと、親知らず(智歯)が変な方向に生える原因になるそうです。
④しっかりコミュニケーションをとる
歯のケアを通して、また一緒に大きな声を出して遊ぶなどして、子どもと保護者がコミュニケーションを取ることが大切だと教えて頂きました。
研修会の後は、歯科検診でした。
買い物体験にも参加した年上の子たちは、泣くこともなくしっかり検診を受けていました。
年下の子たちは泣いている子がおおかったですが、無事全員の検診を終えることができました。
後日、報告書が届きますので、届き次第保護者の皆様に結果をお伝えします。