2018.07.18
施設長コラム子どもの熱中症予防
連日暑い日が続いております。
先週は嶺南地方でも猛暑日を記録しました。
すでに熱中症関連のニュースが毎日報道されています。
特に子どもは、体温調節機能が未熟なために大人に比べると熱中症になる確率が高くなります。
子どもは自分で水分補給をしたり、服を脱ぐなどの暑さ対策もできないために、熱中症対策は保護者や保育者に依存しているといっても過言ではありません。
これから外出の増えるシーズンとなります。熱中症対策は十分に行うようにしてください。
熱中症予防のポイント
1.子どもの異変に敏感になる
顔が赤く、ひどく汗をかいている場合は、涼しい場所で十分な休息を取らせてあげてください。
2.外出時の照り返しに注意する
子どもは照り返しの影響を大人より受けることを常に意識してあげてください。
一緒に歩いている時、子どもの顔付近の温度が大人の顔付近の温度より数度高くなることもあります。
3.服装を選ぶ
意識的に涼しい服を着せるようにしてあげてください。暑さに応じて脱ぎ着するように教えてあげてください。
4.水分補給
子どもが一日に必要とする水分摂取量は、乳児では150ml/kg、幼児では100mg/kgとされており、約1リットル程度かそれ以上の水分摂取が必要です(食事からの摂取水分量も含む)。
汗をたくさんかいている状況下においては、必要な水分摂取量は更に増します。
子どもの水分補給は保護者や保育者によって行われるため、その対応が不適切であると熱中症リスクが高まってしまいます。
水分補給は熱中症対策の基本中の基本です。こまめな水分補給を行えるようにしてあげてください。
5.日常から暑さに慣れさせる
適度に運動させて、暑さに強い身体を作ってあげてください。常にエアコンの効いた部屋で汗をかかずにいると暑さに弱くなります。
6.車内に子どもを置き去りにしない
子どもを車内に放置したことによる熱中症のニュースがあとをたちません。
ちょっとの間だけだからと油断せずに、常に大人が一緒にいてあげられる環境づくりをしてあげてください。