2018.10.09
施設長コラムお昼寝の際のあおむけ寝徹底について
10月3日に東京都練馬区の保育施設で、生後6ヶ月の男児がお昼過ぎにミルクを飲んだ後、昼寝をしている際に容態変化が起き、その後死亡が確認されるといういたましい事故が起こりました。
死亡事故がおきた際、男児はうつぶせ寝であったそうです。
内閣府、文部科学省、厚生労働省から出されたガイドラインでは、「医学的な理由で医師からうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、乳児の顔が見える仰向けに寝かせる」ことが規定されています。
あすいくでは、お昼寝の際には、以下の対策を行い事故防止に努めております。
1.仰向け寝の徹底
2.お昼寝時の保育者の常時付添いと呼吸、体位、睡眠状態の確認(乳児5分毎,1歳以上児10分毎)の実施
3.窒息防止のため布団・枕類の不使用(コットを使用、冬は床暖房で温度管理)
4.ベビーセンサー(体動感知センサー)の導入
内閣府子ども・子育て本部の発表では。2017年1月1日~12月31日までの間に保育施設で起きた死亡事故は8件で、そのうち睡眠中の死亡事故は4件であったそうです。
このような死亡事故が0件になりますよう心より願います。
この件に関するご質問がございましたら遠慮なくお申し付けください。
施設長 中村 淳