2024.02.02

保育日記

節分

お正月が終わる頃より絵本やイラストを用いて、少しずつ節分のお話をしたり、鬼の段ボール箱にカラーボールを入れたり少し怖い鬼の的にカラーボールを投げるなどして、遊びながら節分行事に慣れてもらえるように導入をしてきました。
その中で、みんなの中の片付けいやいや鬼、食べ物の好き嫌い鬼、意地悪鬼、病気の鬼を追い払う。そしたら、優しい福の神さんがきてくれるよ。と伝えてきました。


製作では、鬼の顔と鬼のパンツを作りました。
小さい子は、鬼の見本を見せながら「お目めはどこかな?」など顔の部位を確認しながら一緒に行いました。
大きい子たちは、見本を見ながら保育者の手伝いなしに完成させてました。鬼は怖いけど自分で製作した鬼は怖くないようで、壁面に飾った後お面にしたのですが、節分の音楽を鳴らすと、頭に付けて踊ってくれてました。


当日は、何かを察知するかのように玄関から入室を少し渋ったり、入室しても表情がかたい子がいましたが、先に園庭遊びをすると表情も和らぎ、節分のお話をしっかり聞いてくれました。

鬼が登場すると、一斉に壁や保育者にくっついて涙ぐむ子どもたち。
それでも、豆に見立てたカラーボールを出すと、大きい子たちは鬼に向かって投げつけていました。

「おには~そと!」「ふくは~うち!」


大きい声で頑張ってました。
鬼さんとお片付けすることや、いやいや言わずに食べること、意地悪しないことを約束しました。


午後のおやつは、みんなの心の中の鬼を追い払ったから、福の神さんがおかしをくれたよ。と話してみんなで食べました。
「神様がくれた。」と話す子もいて子どもの純粋な気持ちに感動しました。


これからもみんな、元気で過ごせますように!

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